間取り
外観・室内写真
元工務店の主が自己の居住用に建てた「こだわりの家」。どこか和洋折衷で、レトロ感もあり「和モダン」な印象
南東の角地で日当たり良好。石を積み上げた小さな庭と、駐車場に突き出た長い屋根が良い雰囲気だ。
駐車場は建物の左右に分かれて確保されている。こちらはキッチンの勝手口から出入り可能だ。
こちらは奥行きもあり突き出た屋根のカーポート。大きめの車でも駐車可能だ。また応接室へ直接出入りできる。
左官仕上げの漆喰の壁と格子扉が和の趣を醸しだしている。また玄関上の大きな窓が和洋折衷でとても良い雰囲気だ。
玄関の頭上を飾る左官装飾が和のテイストを感じさせ良いアクセントとなっている。
ガラガラッと音をたてて開く格子戸。古民家特有の歪は無い。今は職人も少ない木製の格子戸は懐かしさとアルミ製には無い温かみを感じさせる。
扉を開けると広々した空間が現れる。年季を感じるホールの床板はとてもしっかりした無垢材が使用されている。
2階の大きな窓から吹き抜けで光が注ぐ。天井高のある吹き抜けで玄関ホールは明るく解放感のある空間となっている。
1階の和室の様子。本格的な床の間が目に留まる。東向きの開口から障子を通して優しい光が注ぎ、和室ならではの居心地の良い空間となっている。
1階の和室の障子を開ければ庭が視界に入る。小さな庭だが外からの視線も遮断し四季の移ろいを感じることが出来る。
こちらは1階リビング・ダイニング。床の捲れはフローリングにシートを敷いているだけによるもの。折り上げ天井にカーテンは天井から地面まで。天井の造作に注目してほしい。年代は感じるものの手間が掛かったこだわりを感じる空間となっている。
こちらは1階応接間の様子。開口が多く明るい印象。駐車場から直接出入りでき、書斎や仕事部屋としても活用可能だ。
キッチンは造り付けの棚とＷサイズのシステムキッチンが付き、コンロはIHに変更されている。
キッチンはＬ字型となっていて、こちらはパントリーとして利用可能。かなり重宝しそうだ。
洗面はワイドサイズながら収納が沢山ついている。また壁にはタイルの装飾が施され個性のある趣だ。トイレもウォシュレットがつき、古民家といえど快適性を備えている。
浴室はドアを開けると広くて明るい印象。天井のトップライトを入れると4面採光となる。
階段はストリップ階段で見た目が軽く、圧迫感なくキレイに収まっている。
手摺や踏板も厚めの無垢材が使われ、踏み心地もやわらかく気持ちがいい。
2階の洋室の様子。こちらはクロス、カーペット張り。白い壁紙と3面採光でとても明るい印象だ。
洋室の西側窓にはベランダが付いている。ベランダに入るには窓から入るような感じとなり、この点は使い勝手はよろしくない。踏み段を置いてベランダに出入りしやすいようにした方が良さそうだ。
2階の和室には造り付けの収納付き。また床の間と押入がつき衣裳部屋としても十分活用できそうだ。
2階納戸の様子。広さは3.5帖となる。
納戸には棚やタンスなどが備え付けられている。
京都縦貫道や舞鶴若狭自動車道の恩恵で都市部からも、ぐっ～と近くなった京都府福知山市。高速道路利用で京都市内からは60分。神戸からも70分圏内。大江山と由良川の自然に恵まれた住環境。賑やかな福知山市街まで車で20分。週末田舎暮らしはもとより移住でも暮らしやすい環境だ。建物は一部軽微な修繕は必要だが、全体的に築年数からは想像が出来ないほどコンディション良好。釣りやレジャーの拠点。また近所には休耕地も多く、がっつりと田舎暮らしするのもありだ。物件から15分、日本棚田100選の毛原では農業体験ツアーも毎年開催されている。今、田舎暮らしでも注目のスポットだ。
