海辺の町・備前市日生町の空き家

神戸から90分。瀬戸内海に面した海辺の町。日生は牡蠣とみかんで知られ、1年を通し温暖な気候と瀬戸内の穏やかな海と島々の美しい景色が望める。物件は日生町の中心地にほど近く海近の場所で昭和の雰囲気ただよう物件。DIYが好きな方におすすめ。
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PHOTOS

間取り

外観・室内写真

物件の全景。昭和45年築の古家で路地を少し上がった場所に位置する。

それなりに経年による痛みもあるがDIYのベースにいかがだろうか？

昭和感ただよう玄関。タイルと木製の引き戸が良い雰囲気。

玄関ホールはとても広々。床は特にブカブカした印象は感じず、この年代のものとしては比較的しっかりしている部類に入ると思われる。

玄関横の応接間。床は多少ブカブカするが軽微な修繕で十分利用できそうだ。

1階和室の様子。畳も古いが歩いても深く沈む箇所もなく、床下の状態は良さそうに思える。

ダイニングの様子。天井と床に大きな染みが確認できるが、大雨の翌日でも濡れていないので、おそらく以前に雨漏れした際の染みと思われる。

剥き出しの配線。古木に絶縁体の「ガイシ」がノスタルジックな雰囲気を醸し出している。

縁側の様子。床板も深く沈む箇所はない。ただ古民家特有の壁の隙間、床板の隙間はご愛敬と言った所だろうか。

浴室は立派な岩風呂。高圧洗浄機での洗いと気になる箇所を塗装すれば、とても贅沢な入浴が楽しめる。

トイレは以前は汲み取り式だったものを本下水が整備されたことを機に水洗化されている。ただし以前の汲み取りトイレは写真のトイレとは別で1階と2階にそれぞれ1カ所づつあり、水洗化されたトイレはこちらのみとなる。

タイル張りの昭和ノスタルジックな洗面。

2階の和室の様子。

2階にある収納部分。天井と敷ものに雨漏れ跡あり。ただこちらも大雨の翌日に撮影しているが全く濡れていない。ドローンを使って屋根の状態を確認しても大きくズレている感じもなく、ひょっとすると昔に漏れた跡か、または台風などの横殴りの雨の時だけ染みてくるのかもしれない。

軒も木材も痩せてきているものの、大きく湾曲したりしている箇所もなさそうだ。

2階の窓から見た裏山側の屋根の様子。後ろの木々の落ち葉がたっぷりと乗っている。ここはブロアーで定期的に吹き飛ばした方が良さそうだ。

2階のバルコニーの様子。手すり、床ともにしっかりしているがトタン屋根は錆がまわり、ここは要補修だろう。

昭和の時代によくあった木造にモルタル仕上げの外観。木部をオイルステイン、モルタル部分を漆喰風にペイントすればかなり良い感じになるだろう。ただしモルタルのクラックは色々でているので補修した方がよいだろう。

屋根の漆喰部分も、モルタルで処理されている箇所も見られる。

敷地の様子。日当たりは良く家庭菜園ぐらいであれば可能だろう。

こちらは地階の物置につながる階段。ここはBADスペース。階段を下りると砂利敷きのコンクリート土間で撮影時は5センチほど水がたまり、昨日の大雨がたまったものか、井戸がオーバーフローしているかは不明だ。いずれにしても外から雨水が流入しない対策や古井戸の埋め戻しなどの策は必要だ。